屋根部屋のプリンス
屋根部屋のプリンスは全20話。
世子(せじゃ:王位継承者)とお付きの者たちが、朝鮮王朝時代から300年の時を超えて現代のソウルにやってきます。彼らが現代の生活に徐々に適応していく過程は、とても面白いです!
展開が予想できそうでできないところが多々あり、最後まで楽しめました。後半は特にコメディー要素よりも、深まる謎と、世子(せじゃ)とヒロインの切ない恋に焦点化されているといえます。笑いあり涙あり。ジャンルが特定できないところや、綺麗な映像と可愛いイラストが時々挟まれるところも魅力の1つです。
イサンの好きな場面①
長い船の橋を渡り、扉を開けるとそこには、完成されたもう1つの都"水原(スウォン)"が広がっていた。王(イ•サン)の長年の夢でもあった権力分散のための改革がついに身を結んだこの瞬間を、視聴者は迫力あるエンディング曲と共に味わうことになる。長かった道のり、沢山の人の生き死に、努力、が思い出され、明るさともの悲しさが複雑に交差する名場面である。(75話)
この改革は、家臣であるチョンヤギョンの功績が大きい。宮中と水原をつなぐ船の橋は、一度に2000人が川を渡るにはどうしたら良いか考えて欲しいとイ•サンから頼まれたチョンヤギョンが、大量の船の上に一枚の長い板を乗せ固定するという浮力を利用した名案を思いつき、実現させたものであった。
ファインディング•ドリー
1作目のファインディング•ニモを見たのは小学校1年生の時。あの時はドリーの記憶障害が切なく感じて悲しかったですが、大学生になって観直すと、むしろドリーは最もイキイキしたキャラクターとして映りました。
1作目の方がドラマとして完成度が高いとは思いますが、今作のファインディングドリーは大人から子供まで楽しめるギャグ要素が沢山あって面白かったです。
それにしても、水族館のキッズコーナーでの魚目線の描写は、本当にリアルで考えさせられました。突かれ、触られ、剥がされる。
全体的に映像がとても綺麗なので、是非ニモの世界を体験してみてください。
トンイの好きな場面①
奴婢から女官になっても幾度となく命を狙われてきたトンイが、承恩尚宮(王の寵愛を受けた女官)として宮殿に戻ってくる場面。
怖い思いをしても宮殿に戻って以前のように働きたい理由を、トンイはこのように述べています。
「不当な扱いを受けた女官や、力を持たない奴婢のために働きたいのです」
本人は自分がついた位の意味をまだ理解していませんが、宮殿に戻す際トンイの命を再び狙うであろう者からトンイを守ろうとする王の配慮であり、またトンイを愛する王の本当の気持ちでもありました。
チャングムの好きな場面①
チャングムがドラマの中で菜園(女官にとっては墓場も同じ)で過ごす時間はとても短いが、彼女の向学心と行動力が美しく描かれた名シーンだと思います。
不条理な状況に陥っても、自分を腐らすどころか新たな芽を生み出す。
次のセリフがこのシーンの存在意義を語っているのではないでしょうか。
「報われそうにないからと全てを諦めてしまうのも、努力を放棄してしまうのも、すべてお前の心しだい」
そんなノリゲがやってきた
前回の記事で「宮廷女官チャングムの誓い」に登場するノリゲについて紹介しました。そのノリゲが、手のひらサイズのストラップになって我が家にやってきました!ちゃんと小刀や小筆などもリアルに再現されています!!!お守りとして側に置いておきたいと思います。